ドラマ「あなたの番です」に女優の長野里美さんが出演されます。
長野里美さんが演じるのは、103号室の住人・田宮君子です。
生瀬勝久さん演じる田宮淳一郎の妻で、熟年引きこもりになった夫に手を焼いているという役どころです。
どのような経歴の方なのか調べてみました。
長野里美(ながのさとみ)プロフィール
生年月日:1961年8月15日
出身地:神奈川県
所属事務所:融合
長野里美と言えば真田丸
長野里美さんと言えば、NHK大河ドラマ『真田丸』で、大泉洋さん演じる真田信幸の妻・おこうを演じたことで話題となった女優さんですね。
真田丸では、真田家の長男・信幸の妻として気丈にふるまおうとするも病弱な体質のせいでいつも逆に周りに気を遣わせてばかりいる頼りない女性、おこう。
「源三郎様は真田家の嫡男。わたくしなどに構わずどうぞお家の名に恥じぬお働きををごほぅ!ごほぉぁ!!」
とせき込んでまともに喋れないのは当たり前。
大泉洋さんにご飯のお代わりをお願いされても「ち、力が!!」と、しゃもじでご飯をよそうことすらできず、結局、大泉さんが自分でやることに。
こんな感じのお笑い担当として描かれるおこうを見事に演じられていました。
長野さんは2014年に三谷幸喜監督の舞台「君となら」に出演されており、おそらくそこでの演技で気に入られたことが今回の出演につながったと思われます。
セリフや登場シーンは少ないですが、非常に印象的な役どころで注目されました。
小劇場の女王・長野里美
長野里美さんは早稲田大学出身の秀才で、のちに鴻上尚史さんの「第三舞台」に参加。
1981年に舞台『宇宙で眠るための方法について』でつらい境遇ながら明るく生きる家出少女役を好演して以降、「薄幸な女性役」としての地位を確立してこられた方です。
小劇場の看板女優として人気を博し、西の高田聖子か、東の長野里美か、と意見が分かれるほどで、「小劇場の女王」とまで言われていたそうです。
その後、1996年からは文化庁の海外研究員となりロンドンに留学され、そこでご主人で俳優の上杉祥三さんと知り合い結婚されたそうです。
結婚時の貴重な写真をブログにアップされていました。
結婚式の写真 | 長野里美オフィシャルブログ Powered by Ameba
上杉祥三さんは大ヒットドラマ「下町ロケット」で裁判長役を演じられていた方ですね。
こちらも真面目な方の役が多いので、ご夫婦で真面目なんでしょうか。
結婚後、お二人で劇団ユニット「トレランス」を起ち上げ。
これまでに数多くの舞台やドラマに出演されていますが、前出の「真田丸」への出演がきっかけで、広くお茶の間にその顔と名前が知れ渡ることとなり、50歳を超えてブレイク。
その後は「透明なゆりかご」や「義母と娘のブルース」などに出演されています。
真田丸での雁金をどり伝承師
長野里美さんが真田丸で演じたおこうが持ちネタの一つとして披露した「雁金をどり(雁金踊り)」という踊りがあるのですが、これが大ヒット!
2016年は「恋ダンス」がヒットした年でもありますが、2番目に注目されたのが「雁金踊り」だったのではないかともいわれているほどです。
長野里美さんは、毎年、夏に開かれている真田まつりで「雁金おどり盆踊りバージョン」を、雁金をどり伝承師として披露してくれているので、ファンにとっては必見のイベントとなっているようです。
これです‼️
なんと、真田まつりに来てくれた方に、信州上田観光プリンセスの、あの名刺をプレゼント‼️
サイン入りだよ🎵
さあ、どうやって配るかなあ⁉️https://t.co/h0dOS0QKrf pic.twitter.com/DM0z1oAowk
— 長野里美 (@SatomiNagano) August 2, 2018
2018年の真田まつりでは、長野里美さんが信州上田観光プリンセスとして名刺をプレゼントしてくれるという企画もあったようです。
真田丸女優として活躍されていますが、今回の「あなたの番です」への出演が新たな代表作となるのか、というところに注目していきたいと思います。