名探偵コナンのシークレットアーカイブスシリーズに新作が登場しました。
第6弾となるのは「名探偵コナン 怪盗キッド シークレットアーカイブス with まじっく快斗」です。
映画「名探偵コナン 紺青の拳(フィスト)」に合わせて、怪盗キッドになったということでしょうね。
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名探偵コナン 怪盗キッドシークレットアーカイブス with まじっく快斗
タイトル名について
まずタイトル名として、これまでのシリーズとは違い、「名探偵コナン」に「まじっく快斗」がくっついてきたという意味で「with」という表現がプラスされています。
そもそも、「まじっく快斗」は、青山剛昌先生が「名探偵コナン」よりも先に描いていた怪盗キッドを主人公にした漫画であり、その主人公が作品の枠を越えて登場していたという経緯があります。
特に珍しいのが、だいたい、こういう他の作品のキャラクターが登場するものって、ゲスト的にちょろっとしか登場しないものなんですが、怪盗キッドの場合、元々の「まじっく快斗」がちゃんと完結していないこともあって「名探偵コナン」が続編的なものとして描かれているところです。
しかも、「名探偵コナン」の最初から登場していたわけではなく、途中から登場してきたということもあります。
「ガンダムシリーズ」などで、前作の主人公や主要キャラが最初から引き続き登場していたのとは違って、途中から世界観を合わせてきたというのが面白いところかと思います。
本の内容について
怪盗キッドシークレットアーカイブスは、 大きく4つのパートに分かれています。
1つ目は、怪盗キッドとその周辺の人物を紹介するパート。
これは、「まじっく快斗」の登場人物と「まじっく快斗1412」の登場人物それぞれを紹介しています。
2つ目は、「名探偵コナン」と「まじっく快斗」の各エピソードをダイジェスト的に紹介しています。もちろん、映画で怪盗キッドが登場した作品についても語られています。
3つ目は、青山剛昌先生の書き下ろしのイラスト集と、アニメのイラスト集です。
4つ目は、声優を担当する山口勝平さんのスペシャルインタビューや、映画監督へのインタビュー記事です。
大きくはこの4つで構成されていて、どこから読み始めても楽しめるようになっています。
シークレットアーカイブス 全6冊
2019年10月時点で、これまでに6種類が発売されています。
もちろん、うちは写真の通りコンプリートしております。
名探偵コナン 赤井秀一&安室透 シークレットアーカイブス: 少年サンデーグラフィック
小学館
¥1,836
名探偵コナン 服部平次&遠山和葉 シークレットアーカイブス: 劇場版『から紅の恋歌』ガイド (少年サンデーグラフィック)
小学館
¥1,944
名探偵コナン 工藤新一&毛利蘭 シークレットアーカイブス: 少年サンデーグラフィック
小学館
¥2,160
名探偵コナン 安室透/バーボン/降谷零シークレットアーカイブスPLUS: 劇場版『ゼロの執行人』ガイド (少年サンデーグラフィック)
小学館
¥1,380
名探偵コナン 灰原 哀シークレットアーカイブス: 少年サンデーグラフィック
小学館
¥1,944
シークレットアーカイブス 次回作は
これは前回、第6弾が出る前にも予想していたのですが、わが子が言うには、おそらく次の第7弾は「赤井秀一」になるのではないかという予想をしてました。
というのも、次回、2020年の映画のメインが赤井秀一になるので、安室徹が出てるんだから、赤井秀一も出るだろう、ということです。
まあ、赤井秀一、安室徹、怪盗キッドという3人は、ぶっちゃけ興行的な人気で言えばずば抜けて高いものを持っている3人なので、他にシークレットアーカイブスを作れるくらいのキャラがいないというのもあると思います。
むしろ、これらのキャラの別冊を作るために存在しているのがシークレットアーカイブスといっても過言ではないかもしれません。
ただ、大穴としてあり得ると思っているのが「黒の組織」です。
烏丸蓮耶が組織の大ボスということが判明してさらに注目されているし、これまでに黒の組織のことをまとめた別冊「名探偵コナンBLACK PLUS SDB(スーパーダイジェストブック)」なども発売されています。
また、もう一つの大穴としては、「警察学校メンバー」というのもあります。
これは、「名探偵コナン」の連載と並行して描かれている降谷零の警察学校時代のエピソードで、本編をしのぐほどの人気とも言われています。
ただ、「警察学校」のメンバーたちのエピソードはこれから語られていく内容なので、シークレットアーカイブスにまとめるほど資料が揃っていないところがあります。
なので、あと2,3年して、エピソードが貯まって、さらに映画化とかされたら、シークレットアーカイブスが出版されるかもしれませんね。