京都観光したいけど時間がないから短時間で最低限の観光スポットを回りたい!
子どもと一緒に行っても楽しめるところがいい!
ということで、見るべきポイントを絞って4時間でかつ楽しく回れるコースを考えました。
世界遺産の龍安寺、金閣寺、そして千本鳥居で有名な伏見稲荷の3つのスポットを回るコースをご紹介します。
実際に行ってみた流れをそのままレポートしますので、参考にしてみてください。
京都駅で手荷物一時預かり(Crasta京都)
まずは京都駅でスーツケースなど大きい荷物を預けるところから。
京都駅の中に、「Crasta京都」という、手荷物預かりをやってくれるサービスがあるので、手軽に利用できます。
駅の端の方にはなりますが、写真の左端に改札が写っているように、ホームからのアクセスは悪くありません。
「JR地下中央改札」から出てすぐのところにあります。
価格は、1個につき800円と手ごろな料金です。
8時~20時の営業時間には気をつけましょう。
2メートル以上、30kg以上の荷物は預かり不可ですが、スノーボードなどのスポーツ用品は預かり可能だそうです。
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京都駅~龍安寺へ
アクセス 約45分
「京都駅」からJR嵯峨野線で「太秦駅」で下車。
徒歩で京福電鉄の「撮影所前駅」まで行きましょう。
単線の路面電車なので、改札もなければ乗車券もありません。
下車するときに運賃を支払います。
「龍安寺駅」で降ります。乗車時間は約30分。
駅からは徒歩15分で到着です。
龍安寺 見どころポイント 滞在時間 約30分
石庭は、全部で15個の岩が置かれた枯山水の庭です。
親虎が3匹の子虎を連れて川を渡る姿を現したかのような構図となっていて「虎の子渡し」と呼ばれています。
この「虎の子渡し」というなぞなぞクイズは聞いたことがあるのではないでしょうか。
一般的によく知られているのは、虎ではなく、羊飼い、オオカミ、子羊2匹が川を渡るというもの。
問題は、オオカミは羊飼いが一緒にいないと羊を食べてしまうが、一度に人一人と1匹しか乗れないイカダしか川を渡る術はなく、全員が無事に川を渡るためには、羊飼いはどういう手順で渡ればいいのか?というなぞなぞです。
この虎の子渡し問題は、石庭のジオラマとともに龍安寺にも書かれているので、子どもたちと挑戦してみてください。
もう一つ面白いポイントは、この石庭に配置された15個の岩は、どの角度からみても必ず1つは見えないようになっていて、同時には14個しか見ることができないということです。
これもトリックアートみたいな感覚で、子どもと一緒に数を数えてみると面白いと思います。
吾唯足るを知る(われただたるをしる)という、釈迦の言葉が書かれたつくばい(手水鉢)は、禅の精神を一言で表現したようなものです。
先ほどの石庭で、全部の石を同時に見ることができないことを「足りない」と考えてしまうのではなく、逆に14個も見ることができた(足りている)と考える方が幸せになれる、という意味が込められたものです。
また、龍安寺の室内には、「臥龍梅」が描かれた襖絵があります。
地面と平行に伸びる梅の姿が、あたかも地に伏せて雨雲を待ち、天に上る機会をうかがっている龍のように見えることからその名がつけられたとされているものです。
臥龍といえば、中国三国時代の蜀の名軍師、諸葛孔明の通称でもあります。
そこから派生して、天下を取れるほどの才能を持つものが、まだその才覚を発揮せずにいる状態のことを指す言葉として使われ、子どもの成長を願う縁起物としてぴったりだと思います。
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龍安寺~金閣寺へ
アクセス 約10分
龍安寺から徒歩で10分ほどで、鹿苑寺に着きます。
立命館大学の横を歩いていきます。
金閣寺 見どころポイント 滞在時間 約20分
拝観料を払うとこのようなお札をもらうことができます。
子ども用は大人より一回り小さくなっています。
金閣寺は池に映った姿がキレイなので、入ってすぐのところから見えるポイントで撮影するとおススメです。
金閣寺の真裏に回ると、近くでその輝きを見ることができてこちらもおススメです。
そして、丘を登ったところから振り返ってみると、頂上の鳳凰が強調されて見えるので、こちらもおススメの撮影スポットです。
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金閣寺~伏見稲荷へ
アクセス 約45分
タクシーで10分ほど、JR嵯峨野線の「円町駅」まで。料金は1000円くらいだと思います。
「円町駅」から「京都駅」まで戻り、そこからJR奈良線に乗り換えて「稲荷駅」まで。
京都駅で乗り換えの待ち時間が10分位あるので、コンコースにあるマネケンのワッフルを買って食べました。
とても美味しいのでおススメです。
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伏見稲荷 見どころポイント 滞在時間 約40分
伏見稲荷は赤い鳥居で有名です。
千本鳥居と呼ばれる大小様々なサイズの鳥居がアーケードのように続いていて、インスタ映え必至のフォトスポットです。
実際に何本あるのか、数えながら行くのも子どもは楽しいと思います。
千本鳥居を抜けてもまだまだ鳥居は続いています。
伏見稲荷大社全体では、3000本以上あるそうですよ。
何処までも続いていきそうな、幻想的な雰囲気が漂っています。
参道の途中、おもかる石で願掛けしましょう。
おもかる石は、願いごとをしながら灯籠の上に置いてある丸い石を持ち上げてみて、自分が想像していた重さより軽ければ願いが叶うというもの。
これは正直、子どもには重すぎると思うので、お父さんにやってもらうことをオススメします。
以上、3つの観光地を巡るコース。
12時に京都駅をスタートして16時には再び京都駅に戻って来れました!
合計4時間!速い!
もう少し早くから出発して、途中でランチを挟んでも良かったんじゃないかなと思います。
観光地を回るのは子どもにとっては退屈だったりするものですが、これなら子ども目線でも楽しめるポイントがいっぱいだったので、大人も子どもも満足できる旅となりました。
これから初詣に行こうと思っている方にも、ちょっと足を伸ばして観光してみたいという方にもオススメですよ〜。
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