京都の有名な天ぷら料理旅館「吉川」に行ってきました。
外観はこんな感じです。
ポストカードに描かれていたものをお借りしています。
京都の街並みに似合う犬矢来があって風情がある佇まいです。
場所はここです。
烏丸御池駅から徒歩8分ほど、地下鉄東西線の京都市役所前駅から徒歩5分、京都駅からだとタクシーで15分くらいです。
地図はこちらです。
名刺には吉川の家紋でしょうか、「結び雁金」が描かれています。
これは真田家の家紋としても使われていたものですね。
一般には真田家の家紋といえば六文銭が有名ですが、雁金も有名で、ドラマ「真田丸」では、長野里美さんが雁金踊りという真田氏の地元の踊りを踊っていました。
看板やのれんにも使われていますので、このマークを目印にしてください。
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今回は大人数だったので、お座敷を貸し切りで使わせてもらいました。
部屋からはすばらしいお庭が見えていて、錦鯉がたくさん泳いでいました。
小堀遠州という江戸時代の茶人で、庭園の作庭士としても知られる方がデザインされた有名な庭だそうです。
お待ちかねのお料理の方ですが、今回は会席のコースでした。
突き出しででたのがこちら。
その後、いろんな料理が続きましたが、中ほどで揚げたての天ぷらをお皿に盛りつけていってくれました。
締めには天ぷら茶漬けか天丼を選ぶことができましたが、私はかき揚げの天丼を選びました。
お皿やお椀が雁金をあしらったかわいいデザインですね。
料金は、12,000円、15,000円、20,000円、25,000円と4コースあります。
お昼だと、10,000円のコースもあるようです。
カウンター席でよければ、お昼は、賀茂/3,000円、水薙/4,000円というコースがあり、夜は、千鳥/8,000円、雁/10,000円、結雁/15,000円、というコースがあるようです。
吉川は、旅館もやっているので宿泊することもできます。
2名1室で、夕朝二食付きで、30,000円から70,000円までお部屋があるそうです。
女将さんが言っていましたが、かつて、ポールマッカートニーさんも来店されたとのことです。
若女将さんは、まだ30代で、カナダに留学したこともあるそうです。
海外から来られるお客様を観光案内したりもするそうで、インバウンド需要はしっかりと押さえている感じでした。
ちなみに、京都の料亭としてはまだまだ若い店の部類に入るそうです。他のお店が老舗過ぎるんでしょうね。
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